オスプレイ NO! 福生市長に要請を出しました!!

 福生・生活者ネットワークは、オスプレイの横田基地配備に、断固反対します!

 本日、午前9:30 福生市の市長室を訪れ、市長に対し、以下の通り、要請をしました。

 三原智子議員と、福生ネットメンバー3人の合計4人、市長と対面し、話しました。

 市長は、この要請文のとおりであると賛意を示し、今後も反対の態度は変えずあたっていくと明言されました!!

要旨としては、

①、反対の立場である加藤福生市長においては、今後も断固反対の立場を貫き、日米両政府へ配備の撤回を求めてほしいこと

②、国等への情報収集を、これまで以上に積極的に行うこと

③、新たな情報については、議会や市民に迅速に伝えてほしいこと

の3点です。

 18日に起こった、ハワイでの、オスプレイ墜落事故をみても、とても受け入れられられるものではありません。

 また、今回の「10機を2021年までに横田へ配備」という内容は、日本における米軍の軍備の強化でしかなく、沖縄の負担軽減にはつながりません。

 現在、国政で始まっている「戦争ができる国」への法改訂の動きも許すことはできません。

 子どもたちの生活や学習環境の整備、貧困をなくす対策、安心して産み育てられ、安心して老いることのできる社会に向けていくことと、そういった暮らしを起点にした政策こそ、国、地方自治体が一致協力して推し進めるべきことです。

 今後も、このオスプレイ配備についての情報に注視し、断固反対の立場で活動していきます!

 

 

 

 

 

 

以下、要請文の全文です。

市長 加藤 育男 殿

 

垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備に反対する要請

 

2015年59日横田飛行場へのCV-22オスプレイ配備報道、そして、12日になって外務省北米局参事官、防衛省北関東防衛局長が、横田基地周辺自治体(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)を突然来訪し、2017年後半に3機、2021年までに7機、合計10機のCV-22オスプレイが、横田基地に配備されることを説明しました。

CV-22オスプレイは、米空軍の特殊作戦部隊が使用するものとされています。4月に日米両政府が合意した「日米防衛協力のための指針」では、「自衛隊と米軍の特殊作戦部隊は、作戦実施中、適切に協力する」と明記されており、特殊作戦部隊で使う米空軍オスプレイが配備されることは、日米の軍事的な連携は一層強化されていくことを意味します。加えて、日本においても戦争ができる国に形を変えようとする法改定の国会審議が始まっています。ますます、基地周辺をはじめとする住民の平穏な生活を、脅かす状況になることが懸念されます。

 そして、今回の10機の配備は、すでに普天間基地に配備されている24機に加えての配備であり、沖縄の負担軽減には繋がらず、日本国内における米軍の軍備強化でしかありません。

さらに、この米軍の決定に伴う日本政府の対応は、周辺自治体や住民を無視、国民不在の政府決定がなされ、到底容認できるものではありません。そして、そうした住民の感情を逆なでするように、今回の報道と前後する時期に何度もオスプレイを横田基地へ飛来させていることも、まったくもって、失礼極まりない行為です。

加藤福生市長におかれましては、これ以上の基地強化に繋がり、住民の安全の確保ができないオスプレイの配備については、反対の立場を明確にされていることと、存じ上げますが、今後も、日本政府、米国政府に対して、垂直離着陸輸送機CV-22オスプレイの横田基地への配備の撤回を断固求め、配備の了承をすることのないよう要請するとともに、国等への情報収集をこれまで以上に徹底し、新たな情報については、議会や市民へ迅速にお伝えいただくよう、お願いいたします。

 

2015年519

福生・生活者ネットワーク