もうすぐ福生市長選挙です!立候補予定者へ政策について聞きました

福生市長選挙 4月21日(日)告示  
       4月28日(日)投開票
期日前投票  4月22日(月)~27日(土)
福生市役所第二棟1階(郵便局側入り口付近)午前8時30分~午後8時

 

福生・ネットでは、福生市長選挙に向け、福生市民のみなさまと共に市長選挙を考えるため、立候補予定者に政策等をアンケートで伺いました。
ご参考にしていただき、福生の未来をみんなで考える機会にしていただけたらと思います。
※掲載はご回答いただいた順番です。

◆以下のアンケート項目について、できるだけ具体的にお答えください
(回答は原文のまま掲載しています)

<子ども・若者>
①   「子どもの権利」を守るために何が必要だと考えますか?
牛久保真知子さん 加藤育男さん
・「子どもの権利条約」「児童憲章」の立場から、子どもは弱く守られる存在であるだけでなく、その意思が尊重される存在であることが、全ての施策の基本にあることの徹底が大切と考えます
・子どもに関わる職員の増員で多数の目で、ゆとりを持って見守れる体制づくり
・子どものケアに関わる職員の待遇改善
・スポーツ教室等の社会教育に関わる指導員との定期的な懇談実施で、不適切な指導がないようにする
・学校へのスクール・ソーシャルワーカー(SSW)の常駐と相談体制の充実、関係機関との更なる連携をはかる
まずは子どもの権利を皆が理解し、子どもが意見を言える環境を作ること。子どもの視点を重視し、意見をしっかりと聞くこと。
<子ども・若者>
②私達は子どもの自由な遊びを大切だと考えていますが、公園の利用、放課後児童対策、猛暑や災害時など様々な視点からどのような施策を考えていますか?
・自由に遊ぶことはとても大切。小学校7校から4校の削減は、その意味でもとんでもないこと。登下校に長い時間をかけるより、遊びに使った方がよい。小学校削減は、あってはならないと考える
・公園の施設の基準を定めて整備する
(水道 段差のないトイレ(洋式)
多目的トイレ 東屋 樹木管理
草とり等)

・公園使用に禁止事項をなくす
「ゆずりあって使いましょう」「ゴミは持ち帰りましょう」ぐらいで
小さな子がいる側で野球をやる子はいないでしょうし、そうありたいと思う
・プレイパークの整備
子どもが安全に安心して過ごし健やかに成長できるよう、全校に配置しているふっさっ子の広場や学校内学童クラブの更なる充実や、地域と共に子どもの居場所や遊び場をつくるため、こども食堂やプレイパークへの支援を行う。
<子ども・若者>
③若者の意見を市政に取り入れるための施策についてはどのように考えていますか?
・若者や子育て中の方々が、市への要望や思った事を自由に書き込んでもらうサイトをたち上げること
・2つある高校と連携して、まちづくりプロジェクトを考える
 例)・七夕飾りへの参加(予算化して補助)又は飾りの審査員になってもらう
  ・福生町歩きオススメスポット紹介パンフ作り
  ・環境クラブのようなものがあれば提言してもらう 等々
・子ども議会で出された要望が市政で生かせないか検証し、公報でお知らせ
・成人式実行委員の方や参加した成人の方々と意見・要望を聞く機会を設ける
◎続けていく事で、若者が市政へ関心を持ち、市政へ参加する機運が高まるのではと考える。
次代を担う若者の意見を聞くことは、まちづくりを行う上で非常に重要であり、令和4・5年度は市役所の若手職員による「持続可能なまちづくり タスクフォース」による施策の検討も行った。また、今後の公共施設の在り方を考える「地域懇談会」に児童・生徒に参加してもらったように、子ども関係の部署だけではなく、さまざまな形で若者の意見を聞く機会を創出したい。
<福祉>
④多様な人々を包摂するインクルーシブ社会へ向けてどのような施策を考えていますか?
・全ての部署でジェンダー平等の観点から施策の見直し
・外国の方との交流支援の場を常設
・世代を超えて困りごとを相談できる場所づくりと、 専門職の方の配置
・障害のある人も自立して生活できるよう、特性に応じた仕事紹介と賃金の保証への支援
・安全な道路整備、音の出る信号設置、エレベーター、エスカレーター、多目的トイレ等、施設面での整備
・パートナーシップ制度、ファミリーシップ制度の周知と近隣自治体との連携
・様々な方々の要望をよく聞き懇談する機会を定例化等を通して誰もが自分らしく生きられる町を目指す
外国人比率の多い福生市では、これまでも多文化共生などの施策に積極的に取り組んできており、一人ひとりが相互に尊重し、認め合い、支え合える環境がある。

今後も、重層的支援体制の整備や公園遊具のインクルーシブデザインへの転換を行うなど、福祉・教育・施設整備など体制を整備すると共に、多様性を認め合うことができるよう意識の醸成を図っていく。

 

<環境>
⑤気候変動対策で市に出来ることは何だと考えていますか。
・脱プラスチックの一環として、学校給食の食器を木製のトレイ(すべり止め加工)皿、お椀に変更する
・太陽光発電を学校、保育園、幼稚園、病院、公共施設等への設置を検討するとともに各家庭への設置への補助の継続
・農地の保全への補助、市民農園をふやす
・環境問題に取り組んでいる団体との協働で市民への発信
・“チョイエコ”活動に取り組んでいらっしゃる方の公報での紹介
・小中高での環境クラブの紹介や各校の取り組み紹介
・減農薬、減化学肥料の推進と学校給食等への参入を促す
・環境問題やSDGsに取り組んでいる企業の紹介
市民による監査も実施しているF-eの取組を引き続き推進すると共に、市役所本庁舎におけるESCO事業の実施等エネルギー使用の効率化や、再生エネルギー導入を進めると同時に、台風等自然災害への備えやイベント等の熱中症対策を実施する。

 

<災害>
⑥災害対策で特に力をいれていきたいことは何ですか。
・防災課に女性を増やし、女性の視点から備蓄品の再点検、防災施設のあり方、避難所の運営の見直し
・通信網の確保 非常電源の充実
・田園地区の水害時の避難体制の見直しとして学校校舎の利用も検討する
・防災無線の聞きとりずらい地区への対策の検討
(防災アプリのさらなる普及、個別受信器の設置等)
・独居老人対策として自治体との連携促進
・各機関と連携し多摩川の適切な管理で水害を防ぐ
・市内の商店、コンビニ、病院、企業等と災害時の協力体制の構築
令和6年能登半島地震をふまえ、防災体制の強化を前倒しで進めている。

「公助」をしっかりと整備することは当然であるが、「自助」「共助」との連携が重要であることから、その重要性を広く周知し防災意識の向上を図ると共に、自主防災組織体制を強化し、関係機関、市民、事業者と協力して「災害に強く安全なまちづくり」を推進する。

<公共施設>
⑦福生駅西口地区再開発事業と、そこに設置される公共施設についてどのように考えていますか。
・福生駅西口再開発事業が、どのような計画でどんな規模なのか何年かかるのか等、市民に知らされず、説明会もないことが最大の問題と考える
・町づくりに市民も参加すべきで、市の計画を変更修正あるいは中止も視野に入れた準備期間が必要
・施設の内容の詳細が分からなければ何とも言いがたいが、スポーツ施設とホールは求められる機能が違うので一緒にすることは不可能だと考える
・駅に直結する便利さと広く市民が利用できるのとは違う。福祉バスが駅に接続されてなければ不便
・近隣の自治体にある大型商業施設には空店舗が目立つところもあり、町並みを保全する意味でも地元商店を応援することの方が今必要なことであると考える
福生駅西口地区の建物の老朽化や耐震性などの防災面の課題や、駅前だが低未利用の土地が多く、賑わいや魅力が低下しており、交通広場が狭く機能が不足しているという課題を解消し、魅力的な市街地の形成を目指すため、引き続き準備組合を支援していきたいと考えており、公共施設についても、これらのまちづくりの考えをふまえ、施設を訪れる人が文化、スポーツ、子育て、保健など様々な活動を通して成長していくことができる施設の設置を目指す。

一方で、物価高騰に伴う工事費の増加などの課題もあり、事業がしっかりと実現できるかも確認して進めていきたい。