性・ジェンダー 大人も子ども読める本の展覧会

性教育問題を考える日野の会が主催
「もっと知りたい!性・ジェンダー」大人もこどもも読める本の展示会

性やジェンダーについての本をこれだけ集めた展示会はなかなかないとのことなので、行ってみました。

とてもいい本が集まっていました!

対象年齢やテーマごとに、以下のように分類されていました。

①体を知って好きになろう(幼児期~低学年の性教育)
②性の主体として育っていく君に(高学年~思春期の性教育)
③性の育ちを支える大人として(保護者・教師向けの入門書)
④性教育のこれまで・これから(きちんと学びたい人向け)
⑤ひとつじゃない性のあり方(LGBTQ・性の多様性を知る)
⑥男であるってどういうこと?(男の性・ジェンダーを考える)
⑦性の尊厳が守られる社会へ(性暴力・ハラスメントを考える本)
⑧国境を越えた#MeeToo(世界のフェミニズム・女性学)

分類を見るだけでも、性・ジェンダーに対する向き合い方に共感してしまいます!

幼児向けの本では、明るく、肯定的に、小さな子どもにわかる表現で、このくらいきちんと教えてもいいんですね。なかなか上手く話す自信がない時、本を利用するのがいいですね。思春期には、子どもたちの不安や疑問に寄り添った本や、男らしさ、女らしさ、LGBTQなどジェンダーを考える本もたくさんありあした。

学校や地域の図書館におすすめしたい本ばかりです。

今の子どもたちは、インターネットの偏った性の情報に容易に触れたり、出会い系サイトを利用して犯罪に巻き込まれたりしています。きちんとした知識がないまま望まない妊娠をしたらたいへんな辛い思いをします。コロナ禍では、十代の妊娠が増えたそうです。

福生ネットでは、政策の中のひとつで、学校での「実践的・科学的な性教育の実施」を目指しています。
自分の心と体を守り、他人の心と体を守るためにも、産婦人科の先生など専門家を招いての性教育が学校で行われることを要望しています。性教育は人権教育でもあります。性行動の場面で一人ひとりが主体者として自己決定できること、他人を大切に、互いの違いを認め合えるような社会にしていきたいです。

 

分類①体を知って好きになろう(幼児期~低学年の性教育)

 

 

 

分類②性の主体として育っていく君に(高学年~思春期の性教育)

⑤ひとつじゃない性のあり方(LGBTQ・性の多様)