セクハラ・DV・性暴力のない東京を!

女性の安全安心自治体調査の結果がでました

 

生活者ネットワークは、家庭内暴力(DV)や性暴力、子どもへの暴力、セクシュアル・ハラスメントを防止し被害者を支援する施策の提案をしてきました。

ここ何年かの間に、#Me Too運動やフラワーデモ、新型コロナ感染症の給付金でのDV被害者への注目など、女性の声に少しずつ社会が耳を傾けるようにはなってはきました。しかし、女性への暴力について、地方公共団体が担っている役割は見えにくいのではないでしょうか。東京・生活者ネットワークは、今年の2月から都内全49区市を対象にした自治体調査を実施しました。

調査のために、生活者ネットワーク内に調査プロジェクトを立ち上げ(2019年7月)、制度についての学習会や当事者へのヒアリング、専門機関の視察などを実施し、質問項目を練り上げました。

質問は「自治体に実施してほしいこと」
例えば、防止・相談・支援のしくみや周知の状況、性教育やデートDV予防教育、婦人相談員の待遇、民間支援団体の経験と専門性とネットワークを生かした連携、支援、ワンストップ窓口などに着目して作成しました。

記者会見の模様。右から山内れい子(東京・生活者ネットワーク都議)、ドゥマンジュ恭子(東京・生活者ネット都政担当政策委員)、じつかわ圭子(東大和・生活者ネット市議)、皆川満寿美さん(アドバイザー/中央学院大学准教授)、伊藤ひとみ(チームリーダー/江戸川・生活者ネット区議)、須藤延恵(チームリーダー/練馬・生活者ネットメンバー)。都庁記者クラブ会見場 2020年6月11日

 


以下のようなタイトルで、全体で33の質問をしました。

◆セクシャルハラスメントについて
◇職員や市民に向けたセクシャルハラスメント防止対策について
◇市民に向けたセクシャルハラスメント防止対策について

◆DV(ドメスティックバイオレンス)について
◇DⅤ相談やDV被害者支援についての庁内体制について
◇性暴力被害者への対応について
◇学校におけるDV予防教育について

◆性暴力について
◇性暴力被害者対応への庁内体制について
◇被害者への対応について

 

33の質問への回答を点数化し、順位付けしました。

100点満点で最高点が54点、平均で33.92点

これは、生活者ネットワークとして「ここまでは」施策実施してほしい」と考える理想を100としたときに、各自治体がまだまだやれることがあると捉えました。

総合順位は1位日野市、位八王子市、3位国分寺市で、最下位は渋谷区でした。

福生市は23位でした。例えば、職員向けセクハラ防止指針は9割の自治体が「ある」と回答していますが、福生市にはありませんでした。学校におけるデートDV予防教育は、半数以上が行っていませんが福生市は行っています。(設問によって順位がかわることも考えられます。)

福生ネットはこの調査をもとに、女性が暮らしやすいまちになるよう、政策提言をしていきます。

東京・生活者ネットワークは結果をもとに政策提言を策定しました。
東京・生活者ネットワークのホームページで、ランキング、政策提言など公開していますのでご覧ください。

セクハラ・DV・性暴力のない地域社会を!――女性の安全安心調査プロジェクト結果発表