リサイクルでゴミが増えた?!2Rが大事です!

容器包装リサイクル法の改正をもとめて

なんでリサイクルでゴミが増えるの?ネコのニアルくんがなんで2Rに目覚めたか知りたい人は下のサイトを訪ねてみてね<Ⓒ「容器包装の3R進める全国ネットワーク」>
なんでリサイクルでゴミが増えるの?ネコのニアルくんがなんで2Rに目覚めたか知りたい人は下のサイトを訪ねてみてね<Ⓒ「容器包装の3R進める全国ネットワーク」>
家庭のゴミの6割は、製品の包み紙や入れ物=容器包装です。ゴミを減らそうと1995年「容器包装リサイクル法」ができ、福生市もいち早くゴミの分別収集を開始、事前説明会には多くの市民が参加し、現在も「今日は何の日?」とゴミカレンダーを見ながらゴミの分別に励んでいます。
 
 ところで、リサイクル費用の7割は収集・分別・保管費用といわれていますが、その7割の費用はこの「容リ法」により自治体が負担します。そして分別収集を始めてみると、リサイクルを免罪符に小型ペットボトルが大量に流通したり、使い捨て容器に押され、今まであった一升瓶などくり返し使う瓶の流通システムが崩壊して行ったりということが起こってきました。
 
 リサイクルのためのメーカーの負担は3割の再商品化費用のみです。そのため、使い捨ての容器の方が割安です。しかし、リサイクルすればするほど税金が使われ、リサイクルのためのエネルギーが使われています。 しかも税金で処理では、マイボトルなどでゴミ減量に努力している人に経済的メリットがありません。これでは、ごみの減量は進みません。
 
 他にもいろいろ問題がありますが、こうした「容器包装リサイクル法」の問題点は、リサイクルのコストを税金で処理していることから発生しています。
 
 環境を守るには、まず減らすことが大切です。私たちは今年中、国に対して「容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制と再使用を促進するための仕組みの検討を求める請願」への署名活動をしています。ご協力お願いいたします。