7月はシャボン玉月間です
福生・生活者ネットワークは、生活クラブ運動グループ地域協議会にしたまのメンバーとして、「せっけん運動ネットワーク」に参加し、全国の地域生協、大学生協、NPO、市民団体などと一緒に、せっけんを入口として環境問題を考える活動に取り組んでいます。
新型コロナウィルス感染拡大で、せっけんによる手洗いが推奨されています。
ウイルスを守っている外膜(エンベロープ)は脂質でできています。せっけんには脂質を溶かしてしまう作用があるので、せっけんにさらされたウイルスは、簡単にバラバラになり除去されます。除菌などの効能を謳わない普通のせっけんでも効果は同じです。
「せっけん運動ネットワーク」では、毎年7月をシャボン玉月間とし、「安全性や環境影響に不安のある合成洗剤の使用をやめて、せっけんを使いましょう」をコンセプトに、せっけんの使用を広く地域へ呼びかけます。その一環で区市町村の首長にメッセージをいただく活動をしています。
今年も加藤市長よりメッセージをいただきましたのでご紹介します。
「石けん使おう!7月はシャボン玉月間」に寄せて
福生市長 加藤育男
福生市は多摩川が流れ、市民の皆様が気軽に水に親しめる自然豊かなまちです。河原には、絶滅危惧種であるカワラノギクが生育しており、ボランティアの方々、研究者の方々とともに、保全の取組を行っています。
また、固有の生態系を守る取組として、昨今樹木や農作物などに被害を及ぼしているクビアカツヤカミキリやアライグマ、ハクビシンなどの外来生物に対し、専門機関やNPOなどと積極的に連携して防除を行っています。
これからも福生市の自然環境を守り育て、次世代へと引き継いでいけるよう、取組を推進してまいります。
水環境を守る貴会の活動に敬意を表しますとともに、ますますの御活躍を御祈念申し上げます。
今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、毎年6月の環境月間に行われていた福生市の環境フェスティバルが中止になってしまい、大変残念でした。来年は開催できるといいですね。