晩のおかずを考えるように社会の問題を考える!漫才師おしどり
悲惨な原発事故から3年近く経つのに、未だ事故は収束していないどころか、汚染が広がっています。被爆の危険にさらされている住民や事故現場で働く人たちもたくさんいます。それなのに、かわらない世の中に、 時々気持ちが落ち込みます。
原発問題に取り組んでいるという漫才師とはどんな方なのか、東京電力の記者会見に通って質問をしているという、漫才師のおしどりマコさんケンさんが、原発のことを話をしてくれるというので、お笑いで元気をもらえるかな?と聞きに行ってきました。(多摩きた生活クラブ生協主催 「暮らしの見直し講座」国分寺いずみホール)
福島第一原発の冷却装置停止の段階で、いち早く事故の心配をしたのは、マコさんは大学医学部の生命科学科で放射能の健康への影響を勉強していたからです。
自分は友達に危ないから逃げてと電話しまくりながら、東京で漫才をしているということに、すごく葛藤していたそうです。
記者会見をインターネットで見ても、本当に知りたいことがわからない。
こんなことしたらクビになるかも・・・との覚悟の上で、会見場に行き質問するようになったそうです。
元気な早口で原発事故から今までのこと話してくれるマコさん。
知りたがりのおこりんぼが増えることで社会が変わると言っていました。
先輩から「長いものには巻かれとけ、お前たちがそんなことしても百年かかる」と言われたそうです。そうか、でも私たちが100人いたら1年でかわるということ?とマコさんは思ったそうです。
その言葉に会場から拍手が!
そして「今晩のおかずを考えるように、社会の問題を考えよう」って言うので、
これネットと同じだ!と思って嬉しくなりました。
政治は決して遠くにあるものではなく、私たちの日々の生活の中にあるのです。
これからも、知りたがりを続けていきましょう!