・放射線の基礎知識
・放射線はなぜ怖いか?生物影響
・どうしたら良いか?
について、わかりやすくお話ししてくださいました。
また、参加者からも活発な質問・意見がだされました。
板橋さんは、
「放射能汚染での基準値は安全値ではない。がまん値である!」といいます。
「少しなら問題ない」というような専門家もいますが、今の状況で、将来どんなリスクがあるかは、研究者でも意見が分かれます。
そして、影響の受けやすい子どもへの対策を強調していました。
放射線は消せません。しかも今よく聞かれるセシウムは半減期が30年ですが、半分がまた半分に減るのにも30年という風に、結局長い時間が必要です。私たちも長い間この問題に向き合っていかなければいけません。
対策としては、離れる、遠ざける、出ないように塞ぐなどしかありません。
どんな対策がとられているか?現在の状況はどうなっているか?
放射能との付き合い方知り、工夫していくには、正しい情報が必要です。
今日も、明日も、その先も、私たちは生きていかなければなりません。気持ちの面でも「放射能に負けない暮らし」をしていきたいものです。
そして、個人でできること、みんなでやるべきこと、公的にやるべきことを、考えていく上でも、多くの人で、語り合う必要があると思っています。
高木学校では、東電福島第一原発事故の以前から、医療被曝の問題について、警鐘を鳴らしてきました。医療被曝は、問題のない放射能の例として挙げられることもありますが、日本は、他国に比べCTなどの検査の回数が非常に多くかったのだと知りました。