三原智子の議会報告会★みんなで話そう会を開催しました

日時:12月14日午後2時より 場所:さくら会館

議会報告をする三原

三原から議会運営や一般質問でとりあげた内容、委員会のことなどを報告し、参加者から質問やご意見をいただきました。

会の名称に「みんなで話そう」とありますが、参加者からの気になる話題や参加者同士の意見交換も大切にしています。

一般質問で取り上げた「いのちの安全教育」について、性教育のこととはっきりわかるように表現するべき、問題をはっきりさせることが問題解決につながるとの意見がありました。三原からは文部科学省作成の小学校低学年向けの動画を紹介させていただきました。

福生駅西口地区再開発(以下、再開発)により取り壊される予定の建物にある「輝き市民サポートセンター」がどうなるか質問がありました。他の参加者からも再開発の件ついて意見や質問があり、市民への周知が足りていないことがわかりました。

三原から再開発の進捗について説明しました。
R5年12月着工し、R9年完成予定でしたが、現在市は計画を2年延伸するとしています。見込んでいた国の補助金が予定通りに交付されないことがわかったことが要因としてあげられます。移転する予定の保健センターが国土交通省補助金メニューにないことや、地域交流のための施設には補助金が使えますが、建設予定の貸会議室や貸しホールなどには使えないことがわかりました。
今は防衛補助を検討していますが、この再開発は民間主体(福生駅西口地区市街地再開発準備組合)の事業なので、補助金交付の対象となるには、公共施設部分を市の事業とすることが必要条件になります。(計画では商業施設や集合住宅がありその一部に公共施設を作ることになっています。)
また近年、建築資材の値上がりや人手不足などの問題があり、事業全体では現在の試算で約350億ですが、それに収まるかも懸念されています。

話そう会の様子

現在サークルで利用している公民館がなくなり、福生駅西口に施設が集中することになるのではないか、自宅の近くにないと高齢者は利用しにくいとの声がありました。また、小学校が統廃合されることを心配する声もありました。

三原から公民館や学校統廃合などにもかかわる計画である、個別施設計画について説明しました。
市は、40年後の令和42年には人口が減少し(37,792人の予測)、子どもの人数も減っていると予測しています。
個別施設計画は、その予測をもとに、令和3年から40年間かけて、公共施設を計画的に再編、維持、管理していくための計画です。
1期目の10年間で学校の長寿命化や再配置の検討、公共施設統廃合について検討を行います。今はその3年目です。
参加者から、空き教室の利用などお金をかけない工夫をしてほしいとの意見がありました。

再開発や個別施設計画について、市民の意見を聞いているのかとの疑問の声があがりました。
市民が意見表明する機会として、市が行っているパブリックコメントについての話になりました。パブリックコメントを知らない方も多く、また文章を書いて提出するのは、一般の市民には難しいとの意見がありました。この会のように議員と直接話せる場があると意見が言いやすいとの声をいただき、市政への市民参加をすすめるためにも、このような直接対話できる場が増える必要性を改めて感じました。

また、学校の先生の仕事に余裕がなく、子どものためにも少人数学級で先生の負担を減らすべきとの意見がありました。せめて30人学級にするだけでも負担が減るのではないかとのこと。少人数学級は福生ネットも実現したい政策のひとつです。

また、孤独孤立対策について一般質問でとりあげましたが、認知症の方も増えているので支援が必要な方が孤立しないよう、取り組んでほしいとの声がありました。三原は市が取り組む重層的支援体制整備事業について説明しました。

ボランティアをしたい人と地域を結ぶしくみについての質問もあり、参加者のボランティア経験なども話し合われました。

福生ネットでは、これからも市民のみなさまが気軽に楽しく参加できる議会報告会を開催していきます。是非ご参加ください。

(運営委員・クロサワ)