生き物調査&水質調査2024
9月14日(土)「図鑑の生き物いるいる調査2024」と水質調査を開催しました。
今年は例年と場所を変更し、福生の加美上水公園で行いました。大変日差しが強い日でしたが、森の中の涼しい木陰で生き物探しができました。
今年も日の出ネイチャークラブの虫博士にお手伝いいただき、多くの生き物を見つけました。
生き物調査後は加美上水公園ビジターセンターで休憩とブンブンゴマ作りをしました。ビジターセンターは古民家を利用しています。古民家は暑くても涼しく感じられるので、昔の人の知恵のすごさを感じました。
<見つけた生き物>ハラビロカマキリ、ミヤマアカネ、オオミズアオ、オンブバッタ、コガネグモ…
<見つけた植物>アキノタムラソウ、キツネノカミソリ、ジャノヒゲ、ツユクサ、ヤブラン…
水質調査は多摩川の水を採水して、パックテストによる調査を行いました。COD(化学的酸素要求量)、アンモニウム態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、りん酸態りんの5つの試薬で測定しました。試薬の数値はどれも「問題なし」の基準内で、昨年よりも数値は下がっていました。毎年継続して同じ場所を調査することで、川を守っていく意識が高まります。
今年もたくさん豪雨がありましたね。マンホールから水があふれるようなニュース映像も流れました。雨水と下水が合流式の下水道では、降雨によっては雨水で希釈された汚水の一部が水再生センターに流入する前にそのまま河川や海に流れるようになっています。きれいな川や海を保つためには、汚れた皿を拭ってから洗ったり、環境負荷の少ない石けんを使用したり、一人一人が排水に対して責任を持つ必要があると思いました。(報告:会員スエナガ)
主催:生活クラブ運動グループにしたま地域協議会