横田基地所属CV-22オスプレイの飛行再開に抗議します

横田基地付近、オスプレイの後姿(2021年撮影)

2023年11月29日に鹿児島県屋久島の沖合で、米軍横田基地所属のCV-22オスプレイ1機が墜落し、乗員8人が死亡した事故のあと、アメリカ軍は横田基地に配備している同型のオスプレイ5機の飛行を見合わせていました。

しかし、2024年7月2日午前11時ごろ、横田基地所属のCV-22オスプレイ1機が横田基地を離陸、基地周辺を旋回後、午前11時15分ごろに着陸したのを、北関東防衛局の職員が目視で確認したと福生市に情報提供されました。

また、飛行の目撃情報が市民の不安な心情と共に寄せられました。

墜落事故後、アメリカ軍と陸上自衛隊は、すべてのオスプレイについて飛行停止の措置をとっていましたが、3月13日に防衛省は3月14日以降、整備などを終えた機体から国内での飛行を段階的に再開すると発表、アメリカ軍普天間基地で飛行が再開されました。さらに、3月21には陸上自衛隊所属のオスプレイが飛行を再開しました。

 

未だに詳細な事故原因や再発防止策等の情報が不十分であり、また、事故調査が続いている中で、横田基地での飛行再開は、市民の不安を一層高めています。

この度のCV-22オスプレイの飛行再開に抗議するとともに、今後も続くオスプレイの配備計画にも断固反対します。

横田基地沿いの国道16号瑞穂町から撮影(2021年4月)