福生市内で地下水のPFAS独自調査が実施されました

福生ネットは市内の湧水や地下水のPFAS調査を市に求めてきました。市は市内地下水等のPFASの現状把握を目的とした調査を昨年12月に実施しました。調査項目はPFASのうち、国により暫定指針値が示されているPFOS及びPFOAです。7つの小学校区単位を目安に1地点ずつ、その他湧水を選出し計10箇所を調査しました。
結果は1月末に公表され、10 地点全てで暫定指針値の 50ng/Lを下回りました。PFOS・PFOA 合計値が最大の地点で18 ng/L 最小の地点で1.0ng/Lと報告されました。
三原智子の12月一般質問で、市は調査の継続実施を考えていると回答しています。福生ネットは継続した調査が行われるよう引き続き働きかけていきます。

 

調査地点 PFOS(ng/L) PFOA(ng/L) PFOS・PFOA

合計値(ng/L)

北田園 3.4 1.2 4.6
南田園① 0.7 0.3 1.0
南田園② 3.8 1.3 5.1
熊川① 5.7 6.1 11
熊川② 6.7 4.0 10
熊川③ 8.0 10 18
志茂 6.0 1.3 7.3
加美平 4.7 5.0 9.7
武蔵野台 2.3 2.8 5.1
福生 2.8 1.0 3.8

※本調査は定量下限値を0.3ng/L、有効桁数2桁で処理しているため、合計値が必ずしも「PFOS」と「PFOA」の和と一致しません。