孤立しない子育て 講演会報告
「大事なことは心のエネルギー、やりたいと思うこと。どこからでもスタートできる」と語る講師の横内弥生先生は、64歳で臨床心理士の勉強を始め、現在カウンセラーとして、カウンセリングや講演会に精力的に活動していらっしゃいます。
まず先生は、アドラー心理学から、子育て(教育)の目標は、子どもにとっては「自立」、親や養育者にとっては「自立に向けた支援をすること」とし、関わり方の基本は、「受容と共感」であるとしました。
受容とは「あなたはあなたのままでよい」とするメッセージを送り続けること。そして共感は、伝え返すこと。伝え返すとは、たとえば怒っている子どもに、怒っていることに気づき、「怒っているの?」と返してあげる。「学校に行きたくない」「宿題をしたくない」子どもを、まずは受け止め、お母さんの「行って欲しい」「やって欲しい」は抑える。そして、子どもの話すペース、空気にチャンネルを合わせて話す。
今回、あらためて臨床心理学の立場から、子どもとの関わり方のポイントをお聞きする機会になりました。
とはいえ、その「子どもとゆっくり向き合う時間」がままならないのも現実です。少しでも、お母さんお父さん養育者のみなさんが、心と時間に余裕を持てるような社会づくりのため、福生ネットは発信していく役目があると感じました。 (阿南)「大事なことは心のエネルこと。どこからでもスタートできる」と語る講師の横内弥生先生は、64歳で臨床心理士の勉強を始め、現在カウンセラーとして、カウンセリングや講演会に精力的に活動していらっしゃいます。
まず先生は、アドラー心理学から、子育て(教育)の目標は、子どもにとっては「自立」、親や養育者にとっては「自立に向けた支援をすること」とし、関わり方の基本は、「受容と共感」であるとしました。
受容とは「あなたはあなたのままでよい」とするメッセージを送り続けること。そして共感は、伝え返すこと。伝え返すとは、たとえば怒っている子どもに、怒っていることに気づき、「怒っているの?」と返してあげる。「学校に行きたくない」「宿題をしたくない」子どもを、まずは受け止め、お母さんの「行って欲しい」「やって欲しい」は抑える。そして、子どもの話すペース、空気にチャンネルを合わせて話す。
今回、あらためて臨床心理学の立場から、子どもとの関わり方のポイントをお聞きする機会になりました。
とはいえ、その「子どもとゆっくり向き合う時間」がままならないのも現実です。少しでも、お母さんお父さん養育者のみなさんが、心と時間に余裕を持てるような社会づくりのため、福生ネットは発信していく役目があると感じました。
(阿南) 福生・生活者ネットワーク主催 11/2 さくら会館にて