横田基地へのCV-22オスプレイ配備について、反対の声明

声明文

昨日(8月22日(水))、在日米軍より、10月1日付けで横田飛行場(横田基地)に5機のCV-22オスプレイを正式に配備するということが、国を通じて福生市にも伝達されました。

これに先立ち、今春、在日米軍から今年度配備する方向性が示された以降、横田飛行場にオスプレイの飛来が格段に増え、最近では週に5日飛行し、他の航空機と共に、上空を旋回して横田飛行場に降りまた飛び立つといった行為が繰り返されています。

飛行の時間帯は、夜間であることも多く、平常な市民生活の確保に配慮がまったく感じられない状況です。

また、これまで指摘されてきた、事故率の高い航空機であることや、また健康や自然環境への影響など、さまざまな問題点についても、まったく安心できる回答は得られていないことに加え、米軍自身が延期の理由にしたパイロット不足についてさえも、現状の説明もないままに、配備前から日常的な飛行を繰り返す現状は、とても理解できるものではありません。

それに加え、基地の強化につながる正式配備が公表されたことは、周辺住民の不安がさらに高まることにつながり、到底許すことはできません。

福生・生活者ネットワークは、戦争の道具は市民生活の場に持ち込むな!という視点で、安心できる地域をめざし、市民のみなさまとともに、今後も活動して行きます。

今回のCV-22オスプレイ 横田飛行場への正式配備について、断固反対していきます。

以上

 

 

***これまでの、オスプレイ配備についての公表過程***

2013年7月29日付で、米太平洋空軍司令官の記者会見の発言で、CV-22オスプレイの日本での配備先について横田飛行場が候補にあげられていることが明らかになる。

2015年5月 配備計画の公表

2017年には、いったん配備の延期が公表されたが、その時の理由としてパイロット不足が挙げられている

2018年春、突然、本年に配備すると発表

と、配備計画が公表~延期~突然の前倒しで配備宣言と振り回されている状況。