新春のつどい~ティーパーティ~ 開催しました!
去る、1月26日、福生ネットの新春のつどいを、さくら会館第2集会室をお借りして行いました!
今年は、市内でさまざまなテーマで活動する、市民団体やNPOなどのお話を聞いて、福生のまちをもっと知ろうということで、お話ししてくださる方をいろいろと打診。
その中で、NPO法人青少年自立援助センター(YSC)外国人子弟支援事業部のピッチフォード・理絵さんに来ていただけることになり、お話しを伺いました。
「外国にルーツ・つながりを持つ子ども」というと、大きく分けて
①外国籍の子ども
②日本国籍(二重国籍)の子ども
③無国籍の子ども
④外国出身の保護者と暮らす子ども・・・となります。
人口統計に出てくる外国人は、①のみ。それ以外のさまざまな道筋で日本にやってきた子どもたちも、地域で暮らしています。道筋に関係なく日本語習得や学習・受験などの支援をしているのがこのNPOの事業の一つです。
専門性を持って、子どもたちの進路や生活についての支援がきめ細かく行うことが必要ですが、支援の手はまだまだ不足しているのが現状です。
しかし、この子たちは、問題点を裏返せば、高い異文化適応能力があり、マルチリンガルでもあります。国際化が進むであろうこれからの日本社会を、支える人材になり得るスーパーグローバル人材の原石なのだとお話ししてくださいました。
参加者からは、身近に外国籍の子どもたちがいる福生に暮らしていても、具体的には、課題やこうした活動をしている方がいることを知らなかった。など感想が出ていました。
誰もが共に生きていける社会づくり。進めて行きたいと気持ちも新たになったつどいでした。