ほっとスペースまちの縁がわ本町を訪問

高齢でも暮らし続けたい地域社会

社会の高齢化が進む中で、高齢になっても安心して元気に暮らし続けられる地域社会をつくることは、どこの自治体でも課題となっています。また、新しく変わった介護保険制度で、より各自治体の役割が重要になっています。

福生ネットでは、自分たちが高齢になった時どんなふうに暮らしたいか?どんな地域社会が暮らしやすいか、会員同市や市民の方々とも折々に話し合っています。
今回は、東村山市にある、誰でも気軽に立ち寄れる居場所「ホットスペースまちの縁側本町」を訪ね、居場所の果たす役割や高齢でも暮らしやすい地域社会づくりについての実例を視察しました。(3月15日)

「ほっとスペースまちの縁がわ本町」

「ほっとスペースまちの縁がわ本町」は、誰でも気軽に立ち寄れます。スタッフさんの親切と利用者さんの笑顔に「ほっ」とするスペースでした。
家庭的なおいしいランチや、お茶、手作りケーキなどもあり、午後は趣味などの日替わりミニプログラムも楽しめます。
気軽に困りごとを相談したり、登録サポーターによるちょっとした手助けもしています。

 代表の香丸さんにお話を伺いました。香丸さんは、介護のケアマネジャーでもあり、仕事をするなかで高齢者の居場所づくりの必要性を感じていました。 また、超高齢化社会がすすむ中で、高齢者が高齢者を支えるしくみも重要といいます。
 こちらのスタッフは高齢の方も多く、自分ができることをゆっくり無理せずやっています。地域にゆるやかに貢献でき、自分にも張り合いができる。そんな働き方のできる場所でもあります。

手づくり品の展示コーナー

家庭的な手づくりランチは500円

市が作成した「まち別元気アップMAP」

近所に気軽に出かけられる場所があることで、高齢になっても楽しく元気に暮らしていけそうです。
東村山市では、このようなNPO 法人や市民団体、ボランティアで運営する居場所や体操、趣味の講座などの場所を地区ごとにマップ化しています。市の広報物に掲載されると、地域の方が安心して来てくれるそうです。市と市民・NPOなどの団体との協働の良い事例ではないでしょうか

東村山市が作成したまち別元気アップMAP