子どもの「あのね・・・」に、どうこたえていますか? CAPワークショップを開催しました!

去る、5月13日、NPO法人青い空のみなさんを講師に、「CAPおとなワークショップ」を開催しました。

参加者19名。

子どもに関わるさまざまな仕事や活動をしている方、親として勉強してみたいという方、行政マン・・・多彩なメンバーが集まり、子どもの権利についてと、子ども自身が自分を守る方法について、学ぶ機会となりました。

CAPについては、2005年3月の福生市議会定例会において、福生ネットから、学校の授業に取り入れている自治体もあり、ぜひ福生市でも取り入れてはどうかと提案しています。当時の教育長からは、PTA等で企画する場合は補助の対象にするという回答を得ていますが、その後なかなかCAPのことを広く知らせる場面をつくることができませんでした。

今回、さまざまな立場の方が集まって、学習できたことは意義深いと感じます。今後につながるよう、さらに活動して行きます。

企画当日の様子については、以下、福生ネットもメンバーである「生活クラブ生協運動グループ 地域協議会」の広報誌、「さくら通信」から、参加者の感想を転用します。

CAPおとなワークショップ     5月13日(日)

CAPとはChild(子ども)Assault(暴力)Prevention(防止)、子どもへの暴力防止を目的に、子どもがあらゆる暴力から「自分の心と身体を守る」ための方法を学ぶ参加体験型学習プログラムです。今回は「子どもの周りにいる大人に何ができるかを考えるワークショップ」に友達を誘って参加しました。子どもワークショップの説明を聞いた後、参加者全員が小学校3年生になった設定で学びました。先ず、誰もが持っている「権利」とは「生きるためにどうしても必要なもの」だと教えていただきました。また暴力を受けると「安心する権利」「自信を持つ権利」「自由に生きる権利」の3つの権利が奪われることを学びました。次に役割劇(ロールプレイ)や少人数での話し合いを通して具体的な方法を学びました。どれも子どもたちが自分の権利を自分で守るために身につけてもらいたい力だと思いました。同時に周りの大人が子どもの持つ権利をもっと正しく理解しなければいけないと感じました。その上で子どもの心に寄り添う対応をし、力を伸ばしていくことが大切だと思いました。私にとって、子どもの人権とその保護に対する大きな意識改革になる研修でした。