憲法9条は、世界への約束~憲法カフェを開催しました~

2018年1月30日 18時34分 | カテゴリー: トピックス, 平和・基地, 憲法, 民主主義

昨年末の12月16日㈯、【「戦争する国」ゴメンです!福生】(※注)の主催による「憲法カフェ@福生vol.2」が、講師に【あすの自由を守る若手弁護士の会】所属の、山口俊樹弁護士を招き、開催されました。

9条は、1項で戦争放棄、2項で戦力不保持と交戦権の否認を定めていますが、安倍首相が示した改憲案では、そこに3項として自衛隊を位置付けるというもの。法律にある「後法は前法を上回る」という原則から、3項が重きを持ち戦争できる国になってしまうのではないかと懸念が広がっています。

それについて山口弁護士は、憲法の理念に沿って法律は作られるもの。法律よりもずっと重いものなので、法律の原則が当てはめられるものではないと否定。9条は大戦後世界に日本が示した誓い=約束である。それを現在の「集団的自衛権を認められた自衛隊」を位置付けることは、憲法の理念そのものに反し、世界に対する裏切りになってしまうとも指摘しました。

12月21日の朝日新聞朝刊は、自民党の憲法改正推進本部では、この安倍首相案と、2項を削除したうえで自衛隊を位置付ける案の2案併記のまま論点の骨子としたと報道しましたが、どちらの案も「戦争のできる国」を目指していると言え現行憲法を根底から覆すものです。理念に反するおかしな内容は、国民がしっかりと正し、不戦の誓いをもう一度選び取ることが必要です。今後も、福生ネットとして、さまざまな形で発信していきます。

 

※注 【「戦争する国」ゴメンです!福生】とは、2015年6月の福生市議会で、超党派4人の議員(共産党奥富・池田、市民派クラブ田村、生活者ネット三原)から、国で審議中だった、「安全保障関連法案」(以下、戦争法と表現)について、慎重審議を求める意見書の提出について提案するも、自民党公明党の反対により否決されたということをきっかけに、4人の市議と市民とが、ともに戦争法反対、廃止に向けて活動していこうとできた団体。