地域の学校を魅力あるものにするためには

政策ミーティング Vol.2 8月31日 田園会館にて

終了後、談笑 ミーティングは参加者9名 気軽に楽しく話せました。 
終了後、談笑 ミーティングは参加者9名 気軽に楽しく話せました。 
2人の子どもがそれぞれ私立中学と市立中学に通うことになり、私立の手厚さに驚き、市立の学校はこのままでいいのか危機感を感じたという声が、今回のテーマとなりました。

●現状● 福生では市立中学校3校に通う生徒が1404人、私立にかよう生徒が195人います。都内では私立の割合がもっと多く、練馬区は約3割、目黒区は約7割が私立を選んでいます。教育格差がますます広がってしまのではないか、学校を中心とした地域のコミュニティーづくりへの支障が出てしまうのではないかなどの不安がでてきます。
市立の学校を魅力あるものにすることは、福生を住み続けたいまちにするための、大切なことのひとつではないでしょうか?

●学力●勉強について、先生により進みが遅いことがある。学力テストをしても結果を活用した指導がない、パソコンがあっても指導する先生がいないなど気になる点があげられました。また、小学校からの学習の遅れがそのままになっている生徒に、しっかりしたサポートをするなど、全体の学力の底上げをする努力が必要では。

●部活動●中学生にとって、部活動の大切さも参加者みんなが感じていました。しかし、少子化のせいかクラブの種類が少なかったり、顧問の先生の移動で廃部になったりすることがあるが、学校の取組みも消極的なようです。私立では、部活動指導も先生の仕事のひとつと位置付け積極的に取り組んでいるところが多いようです。
●特色のある●平穏で問題が起きないことに重点が置かれていると感じることもありますが、なにかひとつでも特色があり、アピールできるものがあることで、魅力ある学校になる
のではないないでしょうか。

●市立のよさ●同じような境遇の子が集まる私立と比べ、様々な人と出会う公立は、生きる力を身につけることができるのでは?地域の学校を大切にし、おとなになり、福生で暮らした子ども時代がいい思い出になるような学校にしていきたいと、参加者みんなが思いました。