新年 明けまして おめでとう ございます!

今年もよろしくお願いいたします。

 医療制度改革・年金問題・子育て支援策強化、そして憲法改正と、国では、私たち市民生活の根底に関わる問題が、つぎつぎ見直され議論が進みつつあります。
 年金未納者は健康保険制度が使えないようにする案など出てきていますが、お金があるのにわがままで支払わない人はともかく、多くの市民は、一歩生活に変化が起きれば、とたんに苦しく、支払うべきものを払いたくても払えない状況に陥ってしまう危うさを抱えているのではないでしょうか?

 セレブと呼ばれる階層が生まれつつある中で、補助がもらえるまでにぎりぎり、ローンの支払いがぎりぎり、精神的にぎりぎり等、さまざまな「ぎりぎり」を抱えながら暮らす人々もまた、たくさんいます。
 全ての人が、最低限の「暮らし」を保障できる、いわゆるセーフティーネットを構築し、安心して日々を暮らせる国にしていくことが必要です。国で用意しなければならないもの、地域でつくっていけるものと重層的にネットが張り巡らされることが理想です。

 そして足元の地域でこそできるセーフティーネットは、地域に暮らす市民こそが一番わかっていることではないでしょうか。
 市民がきちんと自分の意見を表明し、自らの生活に責任を果たしていくためにまちづくりに参画していく仕組みは、市民こそが議論を進めてつくっていくことでしかできません。地方政治の中で、その道筋をつけること、市民参画の場をさらに広げることを福生の皆さんと一緒に目指していきたい。
 本年も、福生ネットは元気に活動していきます。よろしくお願いいたします。